湯河原温泉旅館 おんやど惠

９月２９日は『十五夜の宴』でした。

せっかくの満月が雲に隠れていて、残念……。

主役のお月様が見えませんが、神事が厳かに執り行われました。

私も「おかみの会」の会長として、神事に参加しました。

万葉公園内の狸福（りふく）神社を訪れた皆様が願いを込めた絵馬のお炊き上げもいたしました。

会場（観光会館）は旅館組合青年部の手で、すすきと巨大な月見団子が飾られています。

他にも、とってもステキな竹灯籠が飾られていました。
これは温泉場商店会の皆さんが湯河原の竹で手作りしたものです。
１０月１３日（土）、『灯りの祭典』が開催されます。
この竹灯籠はその時、千歳川沿いの遊歩道で御覧になれますので、是非お越しくださいね。

おかみの会は冷抹茶と甘酒のお手伝いをしました。
商工会青年部の皆さんにより、生ビール、焼き鳥、焼きそば、団子も販売されていました。

お琴の生演奏がお月見の雰囲気にピッタリで、風も心地よくいい感じです。
でもお天気が不安だったためか、来場のお客様も早めにお帰りになったようで、お琴を聞いていた方が少なくなってしまいました。

通常夕方までの足湯『独歩の湯』もご利用いただけたので、そちらでお月見された方もいらしたようです。

そんな中で、きれいな満月が鮮やかに空に浮かび上がりました。
わずかなお客様にしか、この名月を見ていただけなかったのは残念でした。
来年は好天に恵まれますように。

尚、９月３０日はちょうど十五夜なので、お月見にピッタリ！と思っていましたが、台風の影響で怪しい空模様のため、残念ながら中止となりました。

１２月には、同じ会場で『冬ほたる・in万葉』があります。
クリスマスシーズンにオススメです。

湯河原観光会館横の石段を登ると、茶室『万葉亭』があります。

木造で風情のある小さな庵ですが、老朽化したので、リフォームしていました。

地元にいるのに、完成したことを知らずにいたら、旅館組合の山本理事長から、「おかみの会でも利用して」。

それではみんなでお茶をいただきましょう！

囲炉裏がある土間に１０人くらいで腰掛けて、ぐるりと室内を見渡してみると、奥に和室がありました。

この日は暑かったので、川からの風が入ってくる土間の方に席を用意してくださったのでしょう。

茶室「万葉亭」は、国文学者「佐佐木信綱」氏と建築家「堀口捨己」氏の意見をもととして、昭和30年に万葉公園内に建築されたものです。

梅の最中とお抹茶をいただき、女将仲間の皆さんとしばし、ゆったりとした時間を過ごしました。

茶室『万葉亭』は…
定休日は月・水曜日、営業時間は１０：００～１５：００、お抹茶（和菓子付き） ４００円です。

独歩の湯にいらしたら、お立ち寄りください。

今年開通した新東名高速道路、話題の駿河湾沼津SAに行ってきました。
湯河原からとっても便利なルートもできましたので、ご紹介します。

湯河原から東名高速沼津ＩＣまで、かつては約１時間かかりました。
でも、３年前に伊豆縦貫道の三島塚原ＩＣができ、東名・沼津ＩＣや新東名・長泉沼津ＩＣがぐっと近くなりました。
湯河原パークウェイ→国道１号→伊豆縦貫道・三島塚原ＩＣ→沼津岡宮ＩＣを利用すると、近道で便利、しかも正面が富士山という絶景のルートです。
伊豆縦貫道のおかげで、湯河原から長泉沼津ＩＣがわずか４０分、駿河湾沼津ＳＡまでも＋１０分という早さになりました。

新東名高速道路の中でも注目度が高い『駿河湾沼津ＳＡ』、さすがに混んでいました。
お菓子、海産物、野菜等のおいしそうなお土産がいろいろあり、ついつい買いすぎてしまいそう。

フードコートもきれいで、コーヒーを飲んだのですが、専門店のコーヒーなので美味しかったです。

眼下には東名高速道路と東海道新幹線が通っています。
その向こうに駿河湾が広がり、散歩していても気持ち良くて…いい場所に作ったな～♪

新東名高速道路に入らなくても、「駿河湾沼津ＳＡ」に入れますから、湯河原からでも気軽に立ち寄れますよ。